人にとって1番のストレスは、「人間関係」がほとんどです。
こうやってこのブログを読んでる方の中でも、今現在人間関係のストレスに苛まれているかもしれません。
特に、身近にいる相手、家族、恋人など、相手との距離が近ければ近いほど争いごとも尽きません。
そんな時、ある知識を知っておくと、いい人間関係を築くことができますよと言われたら、知りたいですよね?
その知識とは「男女間の違い」を知ることです。
早速みてみましょう‼️
男女間の違い
男女のコミュニケーションの問題は生物学的な原因から起こる
- ものの聞こえ方
- 聞き方
- 理解の仕方
- 発話の仕方
男女間では、上記の全て違います。また女性は話したり、話を聞いたりする際、男性よりも脳を多く使っています。
そのため、女性の方が話し言葉によく耳を傾けられ、その意味を理解するのも容易なのです。
女性は男性と違って、非言語コミュニケーション(みぶり、手振り、目の動きなど)によって、相手の気分や感情を読み取る能力も高いのです。
もしあなたが過去女性に、「あなたの話は十分ではない」という趣旨のことを言われたことがあるとしたら、それは仕方がないことかもしれません。
そもそも女性とは、能力の違いがあるのですから。
すぐに忘れる男、決して忘れない女
これは進化論上の意味があると専門家は述べています。
大昔子育てをするのは、主に女性でした。
女性にとって日常の中で潜む危険を覚えておくことは大事なことでした。
例えば「この実は食べても大丈夫なのか?」ということに直面した時、以前食べてお腹を壊した記憶があったとすると、その記憶によって危険を回避することができたのです。
一方大昔の男性にとっては、狩りに行くのが主な仕事でした。
例えば男性はマンモス狩りをするたびに、恐怖を感じることはあったものの、その記憶が残り続けることはありませんでした。
なぜなら、恐怖の記憶があると、狩りに行けなくなるため生存を危ぶむことになるからです。
そうした大昔の祖先の名残から、未だに男女間に違いが残り続けているのでしょう。
その違いが現代においてはよくトラブルの元になっていたりします。
トラブルを回避するためにも「男性はすぐ忘れる、女性は決して忘れない」ということを互いに頭に入れておくことをお勧めします。
対処としては男性は、相手の女性が絶対忘れないでと伝えたことは、スマホでも手帳でも構わないので、書き留めなるべく記憶し続けることです。
女性は男性が忘れたことに対して少しぐらい寛容になりましょう。
いい関係を続けたいと思うのは、お互いの共通目的なのです。お互いがお互いの我を通しすぎると、共通の目的からは大きく外れることになります。
2人の関係を継続するのは、お互いの歩みよりが何より大切ですよ。
女性は喧嘩をすぐにやめるのは難しい
女性は喧嘩が終わったとしても、男性のようにすぐに気持ちを切りかえられません。
なぜなら女性は、物凄く腹が立つと、脳から血流に一連のホルモンが分泌され、このホルモン濃度が通常値に戻るのが、女性は男性よりもとても時間がかかってしまうのです。
喧嘩が終わったのに、まだ彼女がイライラしていると感じる男性は、その場から離れることをオススメします。
女性は、怒りをすぐにコントロールできません。それは仕方のないことです。
またその時の女性を絶対に責めてはいけません❗️
その態度に変化を求めてもいけません❗️
それは容易く変えられることではないからです。
そういうところが女性にはあるんだなと知り、受け入れることです。
女性が男性にうまく話を伝える方法
①話をする前に、きちんと前置きをする
(例)「今から伝えることは大切なことだから、きちんと聞いて欲しい」など伝える。
②相手とあらためて一定の距離をおき、敬意を示し、礼儀正しくきいてみる
③2人にとって都合のいい時間を選ぶ
④相手が注意散漫な時は、話をしない
⑤ポジティブな切り口で話をはじめる
⑥会話の最初に、自分が具体的に何を欲しているか、しっかり相手に伝える
⑦思っていることは口にだす
⑧主旨を手短に、きっぱりと順序だてて話す
⑨話を脱線させない
⑩会話は短めに
⑪最後に要約する
男性にきちんと話しを伝えたい時におすすめの方法をいくつか挙げてみました。
女性と男性とは、脳にも違いがあるため、女性同士で話すのとは勝手が違います。
「話すこと」で、効率的なるべく要点だけ欲しい男性、「話すこと」自体でお互いの繋がりを感じたい女性、求めていることにも大きく違いがあります。
女性のみなさんは、男性に「本気でこの話は聞いて欲しい!!」と思うとき、上記の方法を使うことで上手く伝わるでしょう。
男性のみなさんは、女性の話が他愛もないものだとしても、少しの時間でも穏やかに話を聞いてあげるといいでしょう。
その際は、「聞いているよ」というリアクションを時々いれてあげると尚のこといいかもしれません。
男性は子育てに積極的なほうが、幸せになれる
良好な人間関係をもつ人は、つながりが少ない人よりも幸福で、身体的にも健康で長生きすることが近年の研究でもわかっています。
人間関係の基本は家族です。子育ては女性の仕事だという意識は昔よりも低くなりましたが、まだまだその意識が残っているのも実情です。
またそのような意識をもつことは勿体ないことでもあります。それはなぜか?それは父親が子育てに関わるメリットは、大きいからです。
父親が積極的に子育てをした子供は、学校の成績が良く、人間関係もうまく築きやすいからです。また父親にとっても子育てに関われば関わるほど、上達し、楽しくなり、その結果さらに関わりたくなるものだといわれています。
男性が積極的に子育て参加することは、相手の信頼感、愛情度も高め、また安心感も高めることで、子供がいい環境で育つことができます。
逆もまたしかりで、ジャニス・キーコルト・グレーサー博士の研究では家庭がうまくいってない女性は、安定している夫婦生活をしている女性よりも免疫力が低下し病気になりがちだというデータも出ています。
うまくいっていない家庭生活を継続することは、家族みんなを不幸にします。
その意味でも、今一度、家庭生活を営んでいる人は夫婦関係を見直し、改善できるところは話あって解決しましょう。また家庭をお持ちでない方は、この章で読んだことを心にとめておきましょう。
ちなみに、この章に関連する記事はこちらにあります、あわせてどうぞ。
さいごに
男女の違いから、人間関係のトラブルをどうやったら少なくできるかをみてみました。
この世に生まれて、努力だけでは変えられないことがあるというのを知ることは、大事なことです。
お互いの特性を知ることで、相手に寛容になれますし、早く諦めもつくでしょう。
大昔からの遺伝子レベルで残る、男女の違いは大きなものです。お互いの特性を知ることも大切ですが、はんたいに自分の特性を知ることもトラブル回避の力になるはずです。
長くいいお付き合いをしたいと望む人に、少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
このみち
参考にした本はこちら
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