テレビでこの漫画がすごい!2021年オンナ編ランキングをやっていて1位をとったのが、和山やまさんの「女の園の星」というマンガでした。
その紹介から和山やまさんの作品に興味を持ち、見つけたのが「カラオケに行こ!」でした。
早速購入し読んでみると、期待を裏切らない作品でした。一巻完結さくっと読めて大満足の本でした。そんな本を今回紹介させていただきたいと思います!
大まかなあらすじ
ある日突然、ごく普通の合唱部員の中学生が、突然やくざとおぼしき人に「カラオケいこ!」と誘われることからこの物語は始まります。
カラオケ屋に行きお互いの挨拶もそこそこに切り出された話は『歌がうまくなるコツをおしえて!!』だった。
話がよく見えない中学生をよそにそのやくざは話をすすめていくのだが・・・。
キャラクター紹介
岡 聡実
ごくごく平凡な中学3年生。森丘中学校の合唱部部長。やくざに歌のコーチをたのまれる
成田 狂児
39歳のやくざ(四代目祭林組若頭補佐)、歌のコーチを岡聡実に頼む
なぜやくざは中学生に歌のコーチを頼んだのか?
ひとえに組長がカラオケ好きだから
やくざの組のカラオケ大会ルール
- 全員参加
- 一人一曲歌う
- 絶対音感を持った組長が審査する
- 一番歌が下手な人は組長の手で刺青を彫られる
- 組員同士歌がかぶらないようにする
いや~それにしたってブラックですよね。基本全員参加で死んだ人だけは不参加が認められるっていうカラオケ大会、それって不参加むりじゃん!強制力はんぱないイベントということですね。
そしてこのカラオケ大会は、2月・5月・8月・11月と年4回開催!!多いですよね。そして恐怖なのが1番下手だと認定された人は刺青をプロの彫り師から教わりたての組長から彫られるという苦行が待っています。
またその苦行はだらだらと時間がかかる上、激痛が続き、組長の刺青は絵心もないため成田狂児いわく「色に深みもクソもないねん、とにかくクソやねん」という始末。
どれだけ刺青ひどいんでしょうね。ただの組のカラオケ大会にしてもそりゃ歌の練習するのに力いれたくなるなぁと思いました。
おすすめポイント
- キャラクターがその時々にみせるしぐさなどわかりやすく描かれている
- 要所要所にクスッとした笑いがちりばめられている
- 話に出てくる主人公以外の周りの人たちもみんな面白い
そこかしこにクスッとした笑いのオンパレードです。主人公 岡のときおり見せる表情など和山やまさんは人の表情を描くのが特に上手いなぁ!!とこのみちは思います。
まとめ
あの場面あの表情をもう一度見たいと読み返すことが多い作品です。
小さなツッコミどころに対しても相手のキャラクターがもらさずツッコみ、またその場面が自然に描かれているため読者は負担なく読むことができます。
あとであのマンガ面白かったなぁという満足度も十分実感できる作品です。
ぜひともお手にとってご覧ください。