日常で使える心理学~人の動きにはこんな法則があったんだ~

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心理学テクニック

안녕하세요(アンニョハセヨ:こんにちは)

이 미치입니다(イ・ムチイムニダ:このみちです)

なんとなく韓国語ではじめてみましたが、ここから始まるとまるで韓国語の学習の記事なのかなと思いませんか?

はじまりだけでもあなたの心理が少し変わるのを感じたことでしょう。

人間は基本単純な生き物です。

それを考えればどんな分野であってもこの人間の性質を活かし、生活を楽しくさせるのは可能です。

そんな時に読んでほしいのが今回紹介する本。

内藤 誼人著「すぐに実践したくなる すごく使える心理学テクニック」です。

この本の中では、日常から恋愛に至るありとあらゆる場面で使える心理学を紹介していきます。

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著者

内藤 誼人(ないとう よしひと)

慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。
有限会社アンギルド代表取締役。


社会心理学の知見をベースに、ビジネスシーンを中心とした実践的分野への応用に力を注ぐ心理学系アクティビスト。

動物の飼育が趣味で、最近は人間よりも動物に好かれており、自然を愛するナチュラリストでもある。

著書

『「習慣化」できる人だけがうまくいく。』(総合法令出版 2023)
『イライラ・不安・ストレスがおどろくほど軽くなる本』(明日香出版社 2023)
『すごく使える心理学テクニック』(日本実業出版社 2023) 他多数。

講師派遣・オンライン講演なら(株)システムプレーン 内藤 誼人

著者の内藤さんは心理学の本を多数書いており、日常ですぐ試せる、ちょっとした裏技みたいな感じで心理の情報を紹介されています。

そのさりげなさが本の読みやすさを感じさせるのかと思います。

この本の中で、すべてを紹介したくなります。(それほど面白い内容のため)

しかしここはぐっと気持ちを堪えて、このみち自体が気になり、面白いなと思う箇所を、今回はかる~く各カテゴリーごとに紹介していきたいと思います。

早速みてみましょう。

日常生活の心理学から

お願いするときは、きちんと目を合わせてから

人にお願いするときなどあまり目を合わせずにお願いすることはざらにあります。

わざわざ目を合わせなくても職場では、仕事だからと仕方なくお願いを受けることは普通にあることです。

しかし日常、家族や友達などフランクな関係の人だと、自分を優先し、その人のお願い事はあと回しにしたり、挙句の果てには頼みごとを受けないなんてことはよくあることでしょう。

そういった関係性である時に、使えそうなことだと思いました。

米国のテンプル大学のキャロリン・ハムレット氏の実験によると、目を合わせてお願いしたことで、言う事を聞いてくれる割合が2倍もアップしたそうです。

これを読んでみて、試してみようと思ったものの、いざ目を合わせるのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、お願い事をきいてもらうにはこの方法は有効です。

是非とも活用してみたいところです。

暑い日には、あまり外をうろうろしない

フロリダ国際大学のエレン・コーン氏が、ミネアポリス警察の2年間の犯罪データを3万6617件と気象情報をあわせて調べてみたところ、気温が高くなるほど犯罪が増えるということがわかりました。

気温が高いときには戦争や内戦も起きやすいというデータもあるぐらいです。

冒頭にもいいましたが、人は基本単純な生き物です。日々の天候や気温に左右されやすいのは当たり前のことです。

暑くなるとイライラしやすくなり、他人にあたってしまいトラブルを起こしてしまったという経験は皆さんも多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

これから地球温暖化の影響でますます暑くなっていきます。

自分もそうなら他人もそうだと理解し、暑い日の外出もさることながら、これから暑い日は特に体調に気を配って生活していきましょう。

人間関係の心理学から

見た目をよくする

著者の内藤さんは「見た目なんて関係ない、人間の価値は内面で決まるのだ!」

もし読者のみなさんが本気でそう考えているのなら、大間違いです。

と、この章の始めに述べています。はっきりそこまで言われると人として嫌悪感を感じましたが、この章を読んで納得です。

コーネル大学のジャスティン・ガネル氏によると魅力的でない人は、魅力的な人よりも22パーセントも有罪とされる割合が高く、平均22ヶ月も長い実刑を受けると述べています。

社会的にも裁判など、おおやけなところで不平等がでるのは少々問題ではありますが、人は外見に惑わされやすいのは確かなことのようです。

内藤さんが述べているのは、生まれつきの顔立ちどうこうというよりも、大切なのは外見をよりよくするためにその人自体が努力しているかということです。

見た目は大事です。普段の自分の外見に少しだけでも気を使ってみましょう

知ったかぶりをしないように気をつける

この章によると、人は自分のことを頭が良いと思ってる生き物のようです。そのため自分が知らないと恥をかくため、ここで知ったかぶりが発生します。

日本人はまだまだ村社会の意識が強いため、集団であるとなおさら知ったかぶりが発生しやすいかもしれません。自分だけが知らないのは気まずいし、疎外されたくないからです。

でも今の社会では、知らないことはきちんと知らないと伝える方が親切であり、こちらの方が好感がもたれるようです。

私自体も恥をかきたくないため、今までいくつかの知ったかぶりをしてきました。

しかしその時に得を感じたことはなく、逆に今さら知らないと言えない状態を作り、自分の首をしめてきたように思います。

これからは、自分のために恥ずかしがらず、「知らないことは知らない」と伝えてみましょう。

仕事術の心理学から

マルチタスクをしない

この世の中デジタルが進み、時間の管理など話題になる中、その影響でマルチタスクをする人が増えたように思います。

しかし本当にその作業は質が良く、私たちに有益なものなのでしょうか?

この本の著者の内藤さんも、マルチタスクをお勧めしておらず、1つ1つ目の前の物事を仕上げていくほうが効率よく、その質もいいと述べています。

現在マルチタスクをされている方は、今一度自分の作業を見直し、マルチタスクが自分にとって有益かどうか考えてみてもいいかもしれません。

好ましい情報から伝える

最近このみちはおすすめのパネルヒーターの記事を書いたのですが、まさにこの章はあてはまるものでした。

その商品の口コミで、いいレビューと悪いレビューと分けて記事を書いたのですが、確かに悪いレビューからはじめると、他人の購買意欲を失くさせる記事になるなぁと思いました。

人を説得するならまずは良い情報からこれ鉄則です!

学びの心理学から

覚えたことは、だれかに教える

自分のために誰かに教える、そのほうが学習効率が高まります。

ただ漠然と学習をするよりも、後で誰かに教えるという条件が付いたときのほうが、人は必死にそれを覚えておこうと思います。

そして、後で他人に説明するために自分にとってあやふやなところは、はっきりさせておこうと意識をもつため、しっかり話が聞けるでしょう。

何かを勉強したいと思っているなら、「誰かのために勉強しよう」と思ってやったほうが上手くいきますよ。

創造力を高める簡単な方法

自分のクリエイティブな能力を高めるのに、簡単にできることは「緑」を見つめることです。

この本の中で、緑をみることによって能力が高まったのが立証された実験が紹介されています。

人にとって視覚は、生きるのに欠かせない能力です。そのため色が人間に及ぼす影響は大きいでしょう。

「緑」は自然の色です。人の奥深い所、昔の祖先などの記憶に結びついているのかもしれません。

最近独自に自分の発想を使ってやっていることがある人は、周りに緑を意識しておいてみるといいでしょう。

お金儲けの心理学から

商品をどんどん触ってもらうと売れる

お客さんに商品を買ってもらいたいなら、どんどん触ってもらうのが正解です。人は触ると勝手にその商品が欲しくなるからです。

例えば、おもちゃ屋さんに行って、いくつかのおもちゃが手にとって遊べるようになっているのは、このことを売り手が利用しているからです。

現在Youtubeなど動画で、商品を試しているのを視聴し、選ぶことも増えてきています。

しかし実際さわって試したい気持ちは、変わらず消費者の中にあります。

もしこの先、商売を考えている人がいるなら、買ってもらいたい商品にはどんどん触れてもらいましょう。

恋愛の心理学

よい香りを使う

いい香りをさせてると異性にもてます

小説でもよく、見目がよく、長身で頭脳明晰といった具合の人物にはムスクのいい香りがすると設定されています。

いい香りがするから、その要素もあってもてるのかといえばそうではなく、いい香りをさせることによって自分自身を魅力的だと思えるという心理効果があるそうです。

そのことが影響して、自信がでて、男性の態度やふるまいなどにそれが現れ、異性にもてるようになるという流れができるようです。

自分に自信をもてるようになりたいと思う方は、いい香りを利用してみて下さい。その際の注意点は、香りをつけるのは少しだけということです。

女性の方が男性よりもはるかに嗅覚が優れているので、沢山香りをつけるのは悪手ですよ。

犬を飼う

犬を飼っている人の方が、お付き合いなどを考えた時に好ましいと感じる女性が多いそうです。

それはイメージ的に、「面倒見がいい」「養育的だ」というイメージを抱かせるからでしょう。

犬が好きではないのに犬を飼うのは言語道断ですが、犬好きな人で、異性との出会いを求めている人がいるなら犬好きであることは是非ともオープンにしましょう

そうすると犬の話題で盛り上がれますし、相手は勝手にいいイメージを抱いてくれることでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

日常で使える心理学。

興味をひかれたり、面白かったりなどあなたの気持ちに少しでもひっかかる内容があれば幸いです。

内藤さんの本は日常に特化した、多くの人が使える心理学を中心としたものが多いです。

またタイトルだけでも惹かれます。

内藤 誼人著「すぐに実践したくなる すごく使える心理学テクニック」の本の表紙は、地味な感じですが、逆に派手さがないゆえ、信用できる情報が中にあるようなイメージを持たせ、実際手に取ってみると中身も読みやすく書かれてあり、内容も面白いものでした。

心理学の本が好きな方、心理学の本を今まであまり読んだことがない方、雑学好きな方におすすめしたい一冊です。

興味をお持ちの方は、こちらから↓ 購入よろしく~

ここまで読んでいただきありがとうございました。

このみち

参考本:内藤 誼人著「すぐに実践したくなる すごく使える心理学テクニック」