前回、今年いち推しの本「あやうく一生懸命生きるところだった」を紹介させていただきましたが、今回は残りの第三章~四章を紹介します。
この本は、癒しの一冊です。
この忙しない世の中でホッと一息できる一冊でもあります。
さっそく紹介してみましょう。
第三章 「生きていくって、たいしたことじゃない」を読んでみて・・・
この三章は、人にとって仕事ってなんだろう?を考えた章です。
あなたがもし現在の仕事が嫌でやめたとします、やめてよかったのかなぁ、もう少し続ければよかったかなぁと後悔するかもしれません。
しかしこの著者は、いつかはみんな遅かれ早かれ退職するんだからと結論付けていました。確かにそれはそうなんですが…みんなそのレールから外れるのは怖いのです。
人があまりやらないことをやるのは怖いことです。でも現在の仕事が合っていないのなら辞める、もしくは変えるという選択肢もあることを覚えておいてください。
精神状態ギリギリのところまで我慢し続けることはないのです!そうなるまで結論を長延ばしにしてるとちゃんした判断ができず、最悪自分の命を失うことになるかもしれません。
我慢しているのも自分、我慢させているのも自分。すべては自分が握っているのです。
そんな冷静に判断できないときに、役立つのがこの本です。
最終章の第四章 「あやうく一生懸命生きるところだった」を読んでみて・・・
この章の冒頭では人生の生きるスピードに関して触れています。
人にはそれぞれ生きるスピードがあるし、あっていい、無理に周りと合わせようとするから辛くなるのだと言っています。
人から遅れをとっていることに焦りを感じ、まるで自分が人より劣っていると感じたりします。
実際のところ周りと比べて得なんてないし、なんならデメリットしかありません。そして焦りを感じる必要もないのです。
なぜなら周囲から遅れをとっていると思われた人でも、人生において成功し幸せな人はいるからです。
「人と比較すること」は「不幸探しの始まり」です。
人と比較することで自分の良いモチベーションにもっていけるなら最高かもしれませんが、それ以外の比較の場合は何の意味もなく、ただただ害であるだけです。普段から人と比較をしている方がいるならそれをまずやめてみましょう。
またこの第四章では、「物事思い通りにいかないほうが多い」とも述べています。
この言葉はある意味癒しの言葉です。
この言葉を心にとどめておくだけで、日常のつまづきや困難などの悩みに対して病む頻度を少なくしてくれます。
新しい物事にチャレンジしたときに失敗しても、「はじめはこんなものだろう、つぎ頑張ったらいいや」と思うことができ、新しくチャレンジすることに高い壁を感じず、トライしやすくなることでしょう。
幸せになるにはこういった言葉をたくさん集め、胸に刻み、必要以上に自分に期待しないこと(そのままの自分を愛すること)が大事です。
この本は、幸せになる方法を著者の経験、考えを合わせて教えてくれるステキな本です。
個人的に(このみち自身)人生において成功することは「幸せ」になることだと思います。
そうなるために人は、色々なことを試し、悩み生きています。
人が幸せになるのに特別な方法って結局のところ必要なのでしょうか?
この本を読んで思います。理想の自分を追い求めるだけではなく、そのままの自分もちゃんと評価し受け入れる、その過程に人と比較することは入れない。
ものは考えようです。たとえば悪いことが起きた時に悪いことだけに焦点を向けるのではなく、いい面はなかったかも考えてみる。
すべてにおいて過大な期待はしない。などわかっているようでわかっていないことを再確認させ、「少し肩の力をぬいたらいいよ」と温かく語りかけてくれる本です。
今現在がちがちに凝り固まっている人、生き苦しい人は、この本でホッと息を抜いてみましょう。
最後にここで ふぅ あやうくこの本「あやうく一生懸命生きるところだった」を一生懸命紹介するところだった(汗)。
としめさせて頂きます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このみち