これからの人生のために役立つ本「今日、誰のために生きる?」を紹介!

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今日誰のために生きる?

最近ナオキマンのYouTubeをみて、気になった人でした。

この人は何者なのか?と率直に気になりました。

その人の名前は「SHOGEN(ショーゲン)」ペンキ画家をやっている人でした。

現代の日本人に突き刺さるいくつかの生きるヒントを与えてくれる人物でした。

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ペンキ画家「SHOGEN(ショーゲン)」

1986年、京都府丹波町生まれ。18歳高校卒業式の日に友人たちと遊びに行った帰り、瀕死の事故にあいましたが、事故にあったのが幸いなことに病院の前であったため、無事生還します。

しかし事故前の記憶がなく、性格も変わったそうです。(本人談)

28歳のある日、京都市内の雑貨屋さんに寄ったところ、「ティンガティンガ」というアフリカのペンキアートに惹かれ、「これだ!これで生きていこう」思い、その日の夕方にアフリカ行きの航空券を購入し、その翌日には会社をやめ、なんの伝手もなく単身アフリカへ向かい、ティンガティンガ村からブンジュ村へ渡り、そこの村人たちと共同生活をしながら絵の修行をはじめます。

またその村では絵を学ぶだけでなく、村人たちから幸せとはなにか?、どうしたら人は幸せに生きられるか、村人たちから教えてもらいます。

沢山の経験を得て、帰国後は自分のアーティストとしての活動も行いつつ、全国を回りながらブンジェ村での教えを広めるためトークショーなど精力的に活動中です。

ブンジュ村の「幸せの3か条」

SHOGENさんは、ブンジュ村の一員になるため下記の3か条を提示され、とりあえず「はい」と伝え一員になることを認められました。

  • ご飯が食べられることに幸せを感じられるか?
  • 「ただいま」と言ったら、「おかえり」と言ってくれる人がいるか?
  • 抱きしめたら、温かいと感じられる心があるか?

みなさんは毎食ご飯が食べられていることに感謝をし、幸せを感じていますか?

毎日せわしい時間の中で、自動的に3食食べることが当たり前になっていませんか?

この3か条の1つは特に大事なことです。「食べる」ことによって私たちの命は生きながらえています。

まずは、口に入れるものに意識を向けながら、感謝をしつつ食事をすることをはじめてみてはいかがですか?

あるいは一日の3食を2食にし、少し空腹状態をつくることで「食べる」ことに意識をもち、自然と感謝の気持ちをもつことができるでしょう。

ブンジュ村の人は残業をしない

村の人は仕事のために自分自身を犠牲にすることは決してなく、「残業」という概念もありません。

つまりあと少しだけやっていこうという気持ちはなく、徹底して仕事を終えます。

自分の休みの時間を削ってまで仕事を優先するのは「恥ずかしいこと」だと思っています。私たち日本人とは全く真逆の意識です。

効率化することを追いかけている現代の私たちにとっては、考えられない意識かもしれませんが、これまでみんなが「あと少し」と自分たちの時間を削ることで、私たちに何が残っているでしょうか?

目の前の仕事をやり遂げられた達成感、社会への利益、そこで生まれたものによって、今の自分たちがどれだけ恩恵を受けたり、助けられたり、それによって「あなたは今幸せですか?」

実際のはなし、自分が幸せであると感じられる人は多くはないでしょう。

幸せを感じるには、「時間」が必要です。感じたり、考えたり、思ったりする時間が…

そのためには、「あと少し」と頑張って、自分の時間を削ることをやめてみましょう。

枯渇している本来の優しさ

最近の日本のニュースでは、人の余裕のなさから様々な事件が起きているように感じます。個人個人に余裕があれば起きなかったであろう事件です。

この本の中では、人に優しくするためにはまず自分に優しくすること、自分をコップだとすれば、満たしてあげることが大事であると書かれています。

では自分に優しくするにはどうすればいいか?それは自分の気持ちに寄りそうことです。

自分が失敗した時など自分に優しい言葉をかけてあげること、この本の具体例でいえば、「失敗した自分も人間らしい、かわいいね」と心の中でもいいので自分に向かってやさしく伝えてあげてください。

そうすることで人生が生きやすくなり、精神的に余裕もできます。結果他人に優しくなれるのです。

まずは普段から「自分に優しく」を心がけてみましょう。

自分らしさのてがかりは「喜び」

「ショーゲン、歓喜する人間になると、決めてほしい。

自分らしく生きていく覚悟を決めてほしい。

ショーゲンがもし、歓喜もせず、自分らしく生きる覚悟を持てないなら、

すぐにこの村から出て行ってほしい」

ひすいこうたろう×SHOGEN著「今日、誰のために生きる?」より

絵が売れるようになって、SHOGENさんが、お客様のために必死になって絵を完成させようとしていた時に、村長にいわれた言葉です。

人のために一生懸命になるのはいいのですが、そこでの自分をおろそかにしてはいけません。そこには自分の喜びも必要です。

本の中では、人が喜んだとしても、そこに自分の喜びがないのならそれはやめなさいと書かれています。つまりは自分が喜んでいないのに、人に喜びを伝えられないということです。

何かをして自分の喜びを見つけ、その喜びに寄りそっていくとき人は自分らしくなっていきます。

小さなこと何でもいいです。自分が「喜び」を感じることを見つけ、トライして自分らしく生きてみましょう。

そうすることで自分の中に、ささやかでも生きる目的ができ、日々の活力にもなることでしょう。

まとめ

この本の後半は、作家で幸せの翻訳家である ひすいこうたろうさんが、SHOGENさんの言葉を受けて現代の私たちに「幸せがずっと続く6つの秘訣」を伝えています。

ひすいさんはこの本の中で幸せを手に入れるには、幸せを感じる心を手に入れるしかないと述べています。このみちもこの言葉には同感です。

現代の私たちの多くは物理的には豊かになったのかもしれません。しかし、その生活を手に入れるために幸せを感じる時間自体をも削り、そのため幸せを感じることなくここまできました。

物理的には恵まれているのに、なぜか幸せではないと感じるのはそのためです。

幸せを感じるには、まずは幸せを感じる心を手に入れること、そのためにはあなたの時間が必要です。

まずは自分時間を作り、日々自分が幸せに感じたことをノートに書いてみて読みなおし感じてみることです。

日々の幸せを書いていくとわかるのですが、意外と多いことに気づかされますよ。(笑)

また、もっと詳しく「幸せがずっと続く秘訣」を知りたいと思われた方はこちらの本をどうぞ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

このみち