「何かをするにも周りの目が気になって仕方ない」「自分はこう言いたいけどこれをいうと角が立ちそう」など世間の目を気にしてついつい動くのをためらってしまうということはありませんか?
なぜ自分はいつもこんなに人の目を気にするんだろうと落ち込んだりします。そんな自分を少しでも変えたい方に見てほしい情報、コツを含めて紹介していきます。
ちなみに
※世間の目とは…世間づきあいの中で周囲の人々が自分に対して下す評価のことです。
自分軸をとりもどす
皆さんの中にも「世間の目を気にして結局これをやるのはあきらめた」という経験をしたのは1度や2度ではないと思います。
世間の目を気にしてとった選択って、結局誰かに自分の重要な人生のかじとりをまかせたということです。
それって自分の人生ですよね?やらない道をとってあなたは幸せでしたか?おそらく答えはNoです。世間の目を気にしてとった選択は、実際のところあなたが本当の意味で選んだものではありません。
他人軸で生きてきた方、そろそろ自分軸で生きてみましょう!
自分と対話する
ノートに自分の思いつくままに気持ちを書いてみて下さい。時間にして大体15分ぐらいです。
どんなことを書いていいかわからない??そういうときはその時の不満、ストレス、楽しかったこと、「外からの騒音うるさい!なんの音だろう」とかなんだっていいのです。思いつくまま書きつけてみましょう。
<メリット>
自分と対話することで自分を客観視できるようになる。また自分をしっかりもてるようになり、人と積極的な関わりができるようになります。
感情を解放させる
あなたと母親とのたまってる感情を書き出してみましょう。
「なぜ母親とのことなのか?」人は成長の過程で母親の影響を70%うけており、自分軸確立時に大きく作用しているためです。
①母親に対して正直に感じている気持ち、怒りや愛情、寂しさも書き出す
②母親に対して我慢していたこと、犠牲にしていたことを書く
③母親に対して言えなかったこと、母親のせいでできなかったことを書く
④母親に感謝できることを書く
⑤この人が母親でよかった理由を書く
⑥母親に感謝の手紙を書く
①~③まではネガティブな感情について書くという項目ですが、ネガティブな感情を解放することで母親に対して楽な状態を作ることができます。
そして、④~⑥のポジティブな感情を書くことにも意味があります。人間はとかくネガティブな情報の方が記憶に残りやすく、そちらに意識がむいてしまうため、④~⑥のポジティブなところに愛をプラスできます。
母親との間にポジティブな思いをつくり、自分の方に意識をむけることで自分軸をとりもどすことができるのです。
嫌いな相手と無理してつきあわない
- 自分と嫌いな相手との間に仲介者をいれる
- 嫌いな相手とは必要事項だけをたんたんとやりとりする
- 最悪な場合は物理的な距離をとる(例:退職する)
物理的な距離をとることが無理で、どうしても付き合わなくてはいけない時は、なぜその人が嫌いなのかを分析してみてください。
その人のどこが嫌いかを掘り下げてみると往々にして他人の嫌いな部分に自己を投影していることはよくあります。
自分の嫌いな部分を自覚し、受け入れることで相手の嫌い度合いが薄まったりするので時間をとって思考するのはおすすめです。
過度な期待をしない
自分はこれをやったから、相手はこれを返してくれると思ってはいけません。
その思考回路こそ自分を不幸にさせる考え方でもあるからです。「やってくれたからラッキー💛」ぐらいの気持ちでいいです。過度に期待しないことでストレスも減りますよ。
固定観念・思い込みをすてる
なるべく新しい情報にふれる事です。
- 今まで読んだことのない分野、人などの本を手に取ってみる
- YouTube、SNSなど(若い世代が興味を持ってみているもの、世界の人の生活など、とにかく新しいもの)
自分の固定観念、思い込みだとおもったものが浮かんだ時ノートなどに書いてみる。その際は感情を入れず、その気持ちを分析してみる。
その際おすすめの本は、さとうみつろう著「神様とのおしゃべり」をどうぞ!!
まとめ
- 自分軸をとりもどす
- 嫌いな相手と無理してつきあわない
- 過度な期待をしない
- 固定観念・思い込みを捨てる
特に自分軸を取り戻す方法の中の自分との対話は、メンタル面に不安を抱えている方に特におすすめしたい方法です。
自分との対話時間を習慣としている人は精神的に安定していて、世の中がどう変化しようが動じない、例えれば心の体幹力が強い人です。
皆さんも心の体幹力をきたえて、すこしでも今を少しでも楽に生きましょう。
出典:大嶋信頼「誰にも嫌われずに同調圧力をサラリとかわす方法」祥伝社、2022年
根本裕幸「敏感すぎるあなたが人付きあいで疲れない方法」フォレスト出版、2018年