色々職場を変わって、時間が経ってもなかなかその職場や人になれないってことはありませんか?
このみちは最近まで勤めていた職場で、4年近く勤めていましたが、ほんの少しだけ慣れた感じで、9割は職場で常に緊張していました。
職場の人は気づいていないようでしたが、常にですっ!!
「自分の緊張状態」常にっておかしいんじゃないかと思い、少し調べてみることにしました。
過緊張とは
ストレスによって交感神経が活発になりすぎ、自律神経のバランスがくずれてしまった状態のこと。
過緊張になりやすい人
- 完璧主義な人
- 真面目
- HSP(Highly Sensitive Person )感受性が高く、環境刺激に敏感に反応する人の傾向がある
- ネガティブ思考
- 人に頼ることが苦手なため、自分で悩みを抱えがち
- ストレスに弱い
- 運動をあまりしない
- 自己肯定感が低い
過緊張になる原因
- 転勤、昇進、転職など
- 引っ越し
- 妊娠、出産、子供の入学など
- 季節や気温の変化
- 親からの愛情不足
最後のリストの項目「親からの愛情不足」は今後深堀りしてみたいと思っています。乞うご期待。
過緊張が続くことによって引き起こされる症状
過緊張がつづくことによって、いくつか引き起こされる症状があります。
睡眠障害
交感神経が常に活発であるため、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなってしまう
↓
寝不足
↓
疲労感がとれず、頭痛を引き起こす
↓
集中力低下
↓
最悪な場合、不安な状態やうつ状態を招く
腹痛・下痢・便秘
緊張、イライラすることでストレスを受けて神経が緊張する
↓
腸内で神経伝達物質のセロトニンが過剰に分泌
↓
腸の動きが活発になり過ぎ、けいれんのような動きする
↓
下痢や便秘を引き起こす。
脳卒中・心臓発作
精神的なストレスが強くかかる
↓
過緊張(異常興奮)状態
↓
急激な心拍数、血圧の上昇
↓
この急激な変化は大動脈解離や大動脈瘤破裂
↓
脳卒中・心臓発作を引き起こす
過呼吸・動悸・発汗
強い緊張や不安による精神的なストレス
↓
速く浅い呼吸を繰り返し、血液中の二酸化炭素が少なくなる
↓
過呼吸・動悸・発汗が起き、パニック症など引き起こす場合もある
その他の症状
糖尿病、高血圧、腰痛などストレスが関わる病気すべて引き起こす可能性があります。
過緊張を和らげる方法
過緊張を和らげるためには、過緊張状態でないときに行うケアがとても大事になります。
そこでいくつか和らげる方法を紹介しましょう。
お気に入りと触れあう時間をもつ
見る
あなたが好きな人や物なんでもOKです、あきるまで見てみましょう。
嗅ぐ
お気に入りの匂いを嗅ぐ、あなたが好きな匂いなんでも構いません。(お香やらラベンダー、好きな食べ物の匂い、あかちゃんの匂いなど)
食べる
美味しいものを食べる。
※暴飲暴食だけには注意してくださいね、程よい量で楽しんでみてください。
触る
お気に入りのものを触る。
あなたが好きな ぬいぐるみやペット、モフモフ、つるつるしたものなんでもOKです。
人は触覚に関して鈍く、木材をさわるだけで勝手にリラックスできるというデータもあるように、触る行為も十分癒し効果になります。
触覚重視で自分の触りごごちを追求するのも面白いのではないでしょうか。
聴く
お気に入りの音楽・ことば・大好きな声・ASMRなど、耳から自分の好きなものをたくさん聴き感じてみてください。
※イヤホンなど長時間の使用だけは注意してくださいね。
感じる
映画・動画や本など自分の心揺さぶるものをみて感じてください。
定期的に運動する
運動はすべてのストレスに効果があるもので、定期的に行うことで効果がより実感できます。
日常生活に運動の時間をスケジュールして、少しずつはじめてみましょう。
運動のメリットについて書いたこのみち過去記事に詳しく紹介してあります。
マインドフルネス瞑想
余計なことを考えず、今に意識を向けることで過緊張の状態である時間を減らすためにも、マインドフルネス瞑想は効果があります。
マインドフルネス瞑想についてはこのみちの過去記事もよかったらどうぞ。
過緊張時の注意点
アルコールやタバコ、カフェインに頼らない。
緊張状態である自分を紛らわせたくて、ついついお酒などの嗜好品に手をだしてしまいがちですが、嗜好品には持続的な効果はありません。
最悪それが習慣となり、自分の体をますます悪くする可能性もでてくるので、嗜好品に安易に手をだすのはおすすめしません。
過緊張を和らげる項目で紹介した方法をまずは試してみましょう。
まとめ
人より緊張状態がずっと続くことは、なかなか辛いもので、人になかなか理解されないものです。
なぜ自分だけこのような状態になってしまうのか、自分自身理解しがたいことでもあるでしょう。
このみち自身、外に出ると過緊張状態になりやすく、他の人よりも神経を無意識につかっているため、人一倍疲れてしまいます。
ちなみに私の過緊張の原因は【親からの愛情不足】からだと思われます。
【親からの愛情不足】という観点からの過緊張の記事はまた後日あらためて記事にできたらいいと思っています。
参考サイト:千葉大学環境健康フィールド科学センター「木を手でさわる」2021.05.22
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このみち