執着の手放し方:自分を解放し、新たな自由への扉を開く方法

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執着を手放し自由になる

人生の中で、人は色々なことを経験したり、多くの人に出会ったりします。

その中で人は、物事や人にかかわらず強いこだわりを見せることがあります。

強いこだわりが、更に強くなり「これじゃなきゃだめなんだ!!」となった時、それは執着に変わります。

執着には良いものと悪いものがありますが、本記事では悪い執着を取り上げてみました。

早速見てみましょう。

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悪い執着とは…

執着とは、1つのことにとらわれ、離れられなくなることです。

良い執着だと目標達成への動機づけや成長、困難に立ち向かう力など、自分のためになるポジティブな面をもち好ましいものです。

しかし悪い執着は

  • 周囲への悪影響
  • 過度なストレス、健康への悪影響

まずは、周囲への悪影響ですが、もしあなたが古いやり方にこだわり続け、結果として作業効率があげられず、周囲に悪影響を及ぼしたとすれば、それは悪い執着をしているということです。

あとは他人に執着しているが、相手は自分のことを好きではないとき、ことが上手くいっていないため、ますます執着し、心にストレスがかかり健康にも悪影響を与えます。

悪い執着の手放し方

悪い執着をしている自分を自覚する

自覚することは簡単なことではありません。なぜなら自覚することは自分が執着したものを手放す恐れを同時に感じることを意味するからです。

人は誰しも辛さや怖れを感じたくない生き物です。そして負の感情を感じたくないために、人はその感情を先延ばしにしようとします、それは執着を続けることを意味します。

執着はすればするほど強くなっていき、自分を苦しませ続けることになります。

悪い執着をし続けることは、不幸であり続けるということに他なりません。

長い目で見て自分を本当に大切だと思うなら、悪い執着をしている自分を自覚しましょう。

さまざまな方向を考える

悪い執着をしている自分に気づいたら、別の方向に道がないか探りましょう。

執着してたものだけが、自分を幸せにするものではないのです。

「これだけが私を幸せにする!!」と思うのは、ただの思い込みであり、幻想でしかありません。

あなたが悪い執着を手放し、幸せになるのに方法は1つだけではありません。よく覚えておきましょう。

さまざまな方向を考えられるのに認知行動療法も役立つかもしれません。

おすすめの本ですご参考にどうぞ。

辛いことを味わい尽くす

日本の有名小説家で恋多き女性と知られた方で、宇野千代さんという人がいました。そんな宇野千代さんの失恋からの立直りの方法は実に興味深いものです。

「私の失恋は、いつでも、とても派手なんです。
 最大限に表現するということです。
 自分ひとりきりで、それはそれは眼も当てられないほど、
 わァわァ騒いで泣くのです。
 そこにいない相手を掻き口説きながら蒲団にしがみついて一晩中、
 芋虫みたいに転げまわったり、セミみたいに柱につかまって、
 おいおい泣いたり、
 人通りのない裏町を恋人の名を呼びながら駆け歩いたり、
 それはそれは大騒ぎをするのです。

 こういう失恋による体の運動を私は失恋体操と呼びます。

 こうして鳥か、虫みたいになって体をよじって
 泣いてる間に実に不思議なことですが、
 なにか体の中にあった固いしこりみたいなものが発散して
 ケロッと失恋の虫が落ちて了うのです

宇野千代著「恋愛作法 愛についての448の断章」より

宇野千代さんの失恋からの立直りかたを丸々真似するのは難しいことですが、この引用した文章で伝えたいことは、その悪い執着の気持ちに十分執着してみるということです。

悪い執着に対してのネガティブな感情も含め感じ尽くすことこそ、悪い執着を手放すことになります。

またこの儀式のようなことをしている際は、悪い執着を感じ尽くすためにも、感情を余すことなく絞り切ることが大事です。

ですから更に自分を煽るということもやってみて下さい。

「これぐらいのつらさで、あなたはこれを手放せるのか?」と自問自答してみたり「これでいいの?!」「これぐらいの軽い執着だったの?」みたいな感じで自分を煽って下さい。

悪い執着にすがり続け感じ尽くしたところで、執着を手放している自分に気づくことでしょう。

しかし執着の手放しは一度で上手くいくとは限りません

まだまだ執着を感じているなら、それは感じ尽くしていないのです。だから何度も何度も悪い執着にすがり考え続け、感じ尽くしてみましょう。

協力者をもとめる

悪い執着をしているのを自覚した時に、自分の気持ちを整理することは大切です。

自分だけではなかなか整理ができないと思う人は、友達や家族など相談しやすい人に話してみるのもいいでしょう。

人は誰かに話すことで頭の中、感情の整理が上手くいきます

少し深刻なときは専門家に相談してもいいでしょう。

一人で解決するよりも早く解決に向かうでしょう。

自分軸でものごとを考える習慣を身につける

これをやったら他人はどう自分をみるかと気にしたり、その考えが行動にまで影響を及ぼしている人は他人軸でものごとを考えている人です。

他人軸で生きている人は人生に満足することがなく、自己肯定感も低くなりがちです。またそういう人は、悪い執着を手放すことが苦手です。

悪い執着を手放しやすくなるためにもこれからは、少しでも自分軸でものごとを考えるようにしましょう。

まずはなにか行うときなど、可能な限り「自分はどうしたいか?」自問自答してみましょう

また、他人軸に傾きそうになったときは「自分は自分、他人は他人」だと口にだしてみましょう

これらの方法を実践することで、少しずつですが、自分軸でものごとを考えられるようになります。

またそれによって自己肯定感もあがり、必要以上に悪い執着を手放しやすくなるでしょう。

自己肯定感をあげる

頑張ったことをノートやスマホなどにつける

日常の中で、自分が頑張ったと思うことを書き留めてみましょう。

一日の最後に書き留めたことを振り返り、自分を評価してあげましょう。

自分の魅力に気づく

周りの人の良いところを見つけるようにしましょう。

周りの良いところを見つけられることは自分にもその良いところがあるということに他なりません。

そもそも良いところは、自分自身がもっていないと気づけないものです。

あなたは自分にもその良いところがあるといえるのです。

周囲の人の良いとこ探しは、自分の良いとこ探しでもあります。

どんどん日常で行っていきましょう。

自分の短所を受け入れる

ありのままの自分を受け入れることは、簡単なことではありません。

しかし短所も裏返せば長所になりうることがあるのです。

たとえば優柔不断な性格だとするとそのままであればなかなか決められない、決断力に欠けるやつ、終わり。となりますが、優柔不断のいい面をみると、物事を進めるのに慎重なところがある、物事を深く考えられる力があるとみることもできるのです。

要は、自分の短所をどう長所としてとらえられるかという発想をもつことが大事なのです。

昔から「ものは考えよう」とよくいったものです。自分の人生をよくするも悪くするも自分次第です。

これを機に自分の短所を見直してみましょう。

自分を褒める

日常のどんな小さなことでも構わないので、自分を誉めましょう。そしてそれを習慣にしましょう

自分を褒める習慣を持つことで、知らないうちに自己肯定感も上がり、その影響で人生が好転し、悪い執着をもちにくくなるでしょう。

小さなこと1つ何でもいいのです、さっそく今日から自分を褒めてみましょう。

すべての恨みをノートに書き出すましょう

執着している相手やものごとを思い浮かべながら、そのとき思いつくまま感情を書き出してみましょう。

自分だけが見るノートですから、ためらわず、言葉にするとすごく酷いことでも感じたまま、すべて包み隠さず書き出すことです。

この方法も自分の気が済むまで、何度も時間をとって行いましょう。

疲れをとる

人は疲れがたまりすぎると、視野が狭くなりイライラしやすくなりがちです。

そういうときには頭が回らず、ひとつの方法などに執着しやすくなったりします。

そういった傾向におちいった場合は、できるかぎり自分を休ませてください。

十分休んでみるとわかるのですが、なぜ自分はこれほど執着していたんだろうと気がつくはずです。

「休みをとる」ことはあらゆる生命活動において重要なことです。

私たちは体のどこかに痛みを感じる時は、すぐに休みをとりますが、それ以外の体の危険信号などは軽んじてしまいがちです。

執着しがちになるのも身体からの危険信号です。

その信号を重く受け止め、自分のために休みをとりましょう。

マインドフルネスを行ってみる

マインドフルネスは、いわゆる瞑想と呼ばれているものであり、執着から解放されるのに役立ちます。

人は現在よりも過去や未来などに意識をもっていることが多くあるため、マインドフルネスを使うことで、その意識を今という瞬間に集中させ、過去の執着の感情や思考などから解放することができます。

マインドフルネスを実践することで、執着から解放され、より穏やかでバランスの取れた心を育むことができます。

しかしマインドフルネスは、定期的な練習と継続的な努力が必要です。

努力を続けることで、執着からの解放と心の健康につながるため気長にコツコツ、まずは短い時間からでもいいので取り組みましょう。

マインドフルネスのやりかたなどは過去の記事にありますので、よかったらご参考までに。

さいごに

新たな自由への扉を開くヒントを見つけることはできたでしょうか?

さまざまな方法を紹介しましたが、この記事を読んでいただいた人の心に、どこか残るものがあれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

このみち