私はラジオ人生相談が大好き。
曜日によってコメンテーターが違い、一週間それぞれのコメンテータの味を感じるのも、このラジオの醍醐味である。
そんな中の一押しが人生相談のパーソナリティーの加藤諦三(かとうたいぞう)さん。
自分を変える
加藤 諦三(かとうたいぞう)さん
社会学者、心理学者、評論家
早稲田大学名誉教授(専門分野:精神衛生、心理学)
ラジオ人生相談のパーソナリティー
大変心理学に精通している方です。
とあるYOUTUBEの加藤諦三さんの講義で、知りえたこと。
何か出来事が起きた時、人は出来事が起きたことが影響して、人は変わると思われます。
加藤さんいわく、それは違うということ。
じゃあなにが人を変えるのか?
それは出来事が起きた後、その人がどういった行動をとったかで決まる。
人は出来事が起きた後の行動を増やすたびに、その行動となった背後のものが強化されるからだそうです。
この例として・・・
自慢話ばかりの人がここにいる
↓
自慢話ばかりの人=自分に自信がない人&自分に不安がある人
↓
自慢話ばかりの人は、そもそも劣等感が強いため、自分を大きく見せたいし、こんな自分を他人に印象づけたい
↓
自慢話をする
↓
自慢話がうまくいき、相手に印象づけられる
↓
自慢話ばかりする人は、自慢話をすることで相手に自分を印象づけられたと感じる。
同時に、
自慢話ばかりすることに至った動機になる、劣等感や不安感まで増やすことになる。
↓
自分の劣等感&不安感をなくすため、ますます自慢話をする
↓
悪循環におちいる
では上記のような悪循環に陥らないためにはどうすればいいのか?
悪い出来事があっても、その後の行動がその体験を否定する行動ができれば、その悪い出来事からの影響を免れることができる。
つまり上記の例でいうなら、劣等感が強いため自慢話をしたりして自分を大きく見せたいが、そこは踏みとどまって、自分の劣等感に向き合ってみる、自分をあるがままに受け入れられるようなアプローチをしたほうが劣等感を弱めることができます。
覚えておこう 自分を変えるのは、出来事(つらい経験など)の後の行動が大事!!
劣等感に対しての加藤さんのおすすめ本はこちら
↓
またこの講義の中で、加藤さんは失恋からの効果的な回復方法もすすめています。
<失恋からの回復の仕方>
↓
周りに同じように失恋した人を探す
↓
その人(失恋した人)のそばに居て励ます
これだけ
加藤さんが翻訳したアメリカの臨床心理学者ジョージ・ウェインバーグ著「プライアントアニマル」から「説得するための行動は説得者に最大の効果をもたらす」ということからの効果的な方法です。
ぜひともお試しください。
参考動画:加藤諦三「行動を変えれば自分は変わる」(前半)&(後半)